Suno×DistroKid 2ヶ月目の収益報告|曲数を増やしたら変わるのか【実験中】

前回の記事で、SunoのAI楽曲をDistroKidで配信した1ヶ月目の収益が0.80ドルだったことを報告した。今回はその続き、2ヶ月目の経過報告になる。

結論から言うと、2ヶ月目の時点ではまだ大きな変化は出ていない。ただし1ヶ月目の反省を踏まえて戦略を切り替えたので、その内容と今後の方針をまとめておく。AI音楽の収益化に興味がある人の参考になれば嬉しい。

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1ヶ月目の振り返り:0.80ドルから何を学んだか

1ヶ月目は20曲を配信して、ほぼ放置した状態で0.80ドルの収益だった。内訳はYouTube Content IDが0.41ドル、Amazon Primeが0.29ドル。広告も宣伝も一切やっていなかったので「ゼロじゃなかっただけマシ」というのが正直な感想だ。

ただ、この結果から分かったのは明確だった。曲を作って配信するだけでは伸びない。聴いてもらうための導線がなければ、いくら曲数を増やしても再生数は増えない。1ヶ月目の最大の学びはこれだ。

2ヶ月目の方針転換:曲数を増やす+ジャンルを絞る

2ヶ月目に入って、まず曲数を増やす方針に切り替えた。1ヶ月目は20曲だったが、2ヶ月目は40曲を目標にしている。理由は単純で、配信プラットフォームのアルゴリズムに載る確率を上げたいからだ。

ただし、やみくもに増やすのではなくジャンルを意識的に絞ることにした。1ヶ月目はポップ、ロック、EDM、BGMとバラバラだったが、今回は以下の3ジャンルに集中している。

作業用Lo-Fi BGM:YouTubeの「作業用BGM」需要は大きく、Spotifyでもプレイリストが多い。Sunoでの生成もかなり安定している。

カフェ風アコースティック:アコースティックギターとピアノを中心にした、落ち着いた雰囲気の曲。カフェBGMのプレイリストを狙う。

睡眠用アンビエント:環境音に近い穏やかなサウンド。再生時間が長く、1再生あたりの収益効率が良い可能性がある。

Sunoでのプロンプトの書き方についてはこちらの記事で詳しくまとめている。

今後の戦略:届ける仕組みを作る

曲数を増やすだけでは1ヶ月目と同じ失敗を繰り返す。2ヶ月目以降は「届ける仕組み」にも力を入れることにした。具体的には以下の3つの施策を進めている。

戦略1:Spotifyプレイリスト戦略

自分の曲だけでプレイリストを作成し、テーマを統一する。たとえば「深夜の作業用Lo-Fi」「朝のカフェBGM」のように、聴くシーンが明確なプレイリストを複数用意する。プレイリスト経由でのリスナー獲得を狙う。

戦略2:TikTok・YouTubeショートとの連携

AI音楽と短尺動画の相性は良い。作業風景やプロンプト作成の過程をショート動画にして、BGMとして自分の曲を使う。動画がバズれば曲の再生にもつながる可能性がある。

戦略3:YouTubeチャンネルでBGM動画を公開

1ヶ月目の収益内訳で一番多かったのがYouTube Content IDだった。これを踏まえて、YouTube上に「1時間作業用BGM」のようなロングフォーマット動画を作成する。動画側の広告収益+音楽側のContent ID収益のダブルで回収できる構造を目指す。

シリーズ化の宣言

この収益報告は月次のシリーズ記事として続けていく。AI音楽×DistroKidの収益化は、正直すぐに結果が出るものではない。ただ、試行錯誤の過程を記録しておくこと自体に意味があると思っている。

毎月の収益額、再生数、どの施策が効いたか・効かなかったかを包み隠さず報告していく。3ヶ月目、半年後にどうなっているか、自分でも楽しみだ。

まとめ:2ヶ月目はまだ種まきの段階

2ヶ月目の時点では、まだ収益面で劇的な変化は出ていない。ただ、1ヶ月目の「とりあえず配信して放置」から、「ジャンル特化+導線設計」に方針を切り替えたのは大きな一歩だと思っている。

AI音楽の収益化は甘くない。でもコストがほぼゼロで始められる実験としては非常に面白い。Sunoでの曲作り自体が楽しいので、収益がついてこなくても続けられる。それが一番の強みかもしれない。

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