はじめに

賃貸暮らしのちょっとしたスペースでも、キラキラした小さな水槽を置いて、熱帯魚が泳ぐ姿を眺めてみたい。そう思っている方、多いんじゃないでしょうか。

そんなときにぴったりなのが「小型水槽」。
ただ、小型水槽は水量が少ない分、水質が安定しにくいという難点も。生体選びを間違えると、トラブルに繋がることもあるんです。

そこで今回は、賃貸&小型水槽歴5年の僕が、「これは間違いなく飼いやすい!」と実感した、おすすめの魚・エビ・貝をまとめました。賃貸アクアライフの参考にしてみてください。


小型水槽で生体を選ぶときに大事なこと

小型水槽だからこそ、最初の生体選びはめちゃくちゃ大事。
ここをミスると、すぐに水が汚れてしまったり、トラブルの原因になるので気をつけたいところです。

1. 大きくなりすぎない生体を選ぶ

最初は小さくても、大きく育つ魚もいます。小型水槽なら、成魚になってもコンパクトな種類を選ぶのが鉄則です。

2. 水質の変化に強い種類を

水量が少ないと、水質の変化が早いのが小型水槽の宿命。
ちょっとしたことで体調を崩す繊細な魚は避け、多少の変化にも強い丈夫な生体を選びましょう。

3. おだやかな性格の生体

狭い空間で喧嘩が始まると、ストレスで弱る原因に。
温和で混泳しやすい種類が、小型水槽向きです。

4. 掃除を手伝ってくれる生体もぜひ

コケ取りや残り餌の掃除をしてくれるエビや貝がいると、メンテナンスがぐっと楽になります。


賃貸×小型水槽におすすめの生体10選

【魚編】

  1. ネオンテトラ
    やっぱりこの子は外せません。丈夫でキレイ、群泳も映える、初心者の強い味方です。
  2. グッピー
    カラフルで見応え抜群。しかも、気づいたら赤ちゃんが生まれていた…なんてことも。
  3. コリドラス・ピグミー
    ちょこまか底を動き回る姿がかわいい小型ナマズ。お掃除係にもなります。
  4. アカヒレ
    「水槽初心者ならコレ!」と太鼓判を押せるほどタフな魚。エアレーションなしでも大丈夫。
  5. ベタ
    1匹でじっくり育てたい人にはこの子。優雅なヒレが魅力的です。

【エビ編】

  1. ヤマトヌマエビ
    コケ取り能力は抜群。ただ、意外と水質悪化に弱いので注意。
  2. ミナミヌマエビ
    小型水槽向きで、しかも繁殖も狙えるお得なエビ。飼いやすさも◎。

【貝編】

  1. 石巻貝
    ガラス面や流木についたコケをひたすら掃除してくれる働き者。
  2. フネアマ貝
    石や底砂のコケ取り担当。ただし脱走癖があるので、フタは必須です。
  3. レッドラムズホーン
    ピンク色の可愛らしい見た目が魅力。掃除力もなかなか。

賃貸×小型水槽ならではの飼育ポイント

せっかくお気に入りの生体を迎えたなら、できるだけ元気に長生きしてほしいですよね。
賃貸ならでは、小型水槽ならではのポイントも押さえておきましょう。

  • 過密飼育は絶対NG
    生体を入れすぎると一気に水質悪化。少なめくらいがちょうどいいです。
  • エサは控えめ&水換えはこまめに
    小型水槽はすぐ水が汚れるので、エサの量に注意。週1回の水換えをルーティンにしましょう。
  • 音対策も忘れずに
    フィルターの音が思ったより響くことも。静音タイプを選ぶと賃貸でも快適です。

まとめ

賃貸だから、水槽は無理かな…なんて思っている人も、小型水槽なら全然いけます。

大事なのは、生体選びをしっかりすること。そして、ちょっとした工夫でメンテナンスをラクにすること。

今回紹介した生体たちは、小型水槽初心者でも飼いやすいものばかり。
ぜひ自分のお気に入りを見つけて、賃貸アクアライフを楽しんでくださいね。