はじめに

賃貸で小型水槽を始めたいけれど、やっぱり一番気になるのは「水漏れ」。
もし水が床にこぼれたら、フローリングが傷んだり、下の階の人に迷惑をかけてしまうかも…と不安になりますよね。

でも大丈夫!
実際に賃貸暮らしで小型水槽を運用している僕が、これまでにやってきた「水漏れ防止対策」をまとめました。
最初にきちんと準備しておけば、余計なトラブルを防げて、安心してアクアリウムを楽しめますよ。


1. 設置前にできることは全部やる!

小型水槽だからといって油断は禁物。
まずは「水が漏れても大丈夫」な環境を作ってからスタートするのが鉄則です。

水槽台+防水マットのセットで安心度UP

水槽は必ず台の上に置きましょう。
床に直置きは絶対にNG。水滴が染み込んでフローリングが浮いてしまう原因になります。

100均やニトリのカラーボックス、スチールラックでもOK。
その上に防水マットを敷けば完璧です。
さらに、水槽台の下にも防水マットを敷いて「二重防御」しておくと安心感が増します。

床には吸水シートを敷いて、最悪に備える

水槽台の下には吸水シートを敷くのもおすすめ。
もしもの時に水を吸ってくれるので、床へのダメージを最小限に抑えられます。
ペット用シートなら100均でも買えます。

水槽周りに「タオルスタンバイゾーン」を作る

水換えやフィルター掃除など、意外と水が飛ぶ場面は多いもの。
サッと拭けるように、タオルは常に近くに置いておきましょう。


2. 設置時も念入りにチェック

次に、設置のタイミングで確認するべきポイントを押さえましょう。

水槽のヒビ・キズは念入りにチェック

新品でも輸送中にヒビが入っていることもあります。
特に底面と角はしっかりチェック。

ホース・パイプの接続は甘く見ない

外部フィルターを使う場合、ホースの接続部分からの水漏れはよくあるトラブル。
ホースはしっかり奥まで差し込み、必要に応じてシリコンホースやホースバンドで強化しておくと安心です。

壁との距離を取る

水槽と壁がピッタリくっついていると、水滴や湿気で壁紙が傷んでしまうことも。
数センチは隙間をあけるのがおすすめです。


3. 設置後の「日常チェック」が大事

いくら設置時に完璧にしても、使っているうちにホースが緩んだり、器具が劣化したりします。
日々のチェックも習慣化しましょう。

毎日「水漏れチェックタイム」を作る

エサやりのついでに、床やフィルター周りをサッとチェック。
普段から見るクセをつけておくと、トラブルの早期発見につながります。

ホースやパッキンは定期交換

ホースやパッキンは消耗品。
年に1回くらいを目安に、点検&交換するのがベストです。

水換え時の養生も忘れずに

水換えは水をこぼすリスク大。
バケツの下にタオルや養生シートを敷いて、しっかりガードしましょう。


まとめ

賃貸で小型水槽を楽しむなら、最初の水漏れ対策が肝心です。
「大丈夫だろう」は絶対NG!

設置前・設置時・日常管理の3段階で対策すれば、安心してアクアリウムを楽しめます。
ちょっとした工夫で、余計なトラブルを回避して、快適な小型水槽ライフを始めましょう!